JBL、世界の数あるスピーカーメーカーの中で、いやオーディオメーカーの中で"JBL"その名は何と魅力的な響きであろうか・・
1946年、ジェームス・バ ロー・ランシング(James Bullough Lansing)という1人の天才的技術者が
「自分はもっ と美しい家庭用スピーカーを作りたいのだ」と、それまで在籍したアルテック社を離れ設立した"JBL"。
翌1947年には。不滅の名作と呼ばれる38センチフルレンジユニット-D130をはじめD131,D208、ドライバーの175を
世に送り出し、60年を過ぎた今日でもそのスピーカーユニットは多くのファンが愛用し、けっして色褪せることはありません。
”ハーツフィールド””パラゴン””オリンパス””ランサー”・・等に代表される美しいデザインを兼ね備えたJBLスピーカー。
1973年、JBLは一般家庭用システム/ユニットとプロフェショナルユースとを完全に区別し、この時に同時に発表されたJBL 4320。
そして、日本に最初に紹介されたのがこの年の春。最初に音が発せられた記念すべき場所は東京・港区の農林会館ホールでした。
このJBL 4320モニタースピーカーを皮切りに、JBL 43XXシーリーズのモニタースピーカーとしての世界的な成功。
いつの時代もJBLは時を超えハイエンドオーディオファンの心を鷲づかみにしてきました。
このページは、そんなJBLの数多くのスピーカーの中からJBL 43XXシーリーズ・モニタースピーカーを取り上げ紹介しています。
製品のスペックに始まり、先々はずっと昔、西新宿にあった山水オーディオセンターでの試聴、オーディオ店での試聴、
友人宅での試聴の等々、40年近い遠い昔の記憶も手繰りよせながら、ゆっくりと不定期な更新で進めてゆく予定です。
2011.06